イタリア・ボローニャの名門ハンドメイドシューファクトリー：EnzoBonafe エンツオボナフェ。 プレタポルテでは本当に数が少なくなった本物のハンドソーンによって生産するファクトリーであり、（ロブもグリーンも機械式の生産方式です） 熟練した職人による手作業の工程が多く、高いクオリティを保ち続けている世界的にも稀有なシューメーカーです。 ボナフェはハンドメイド靴の専門家・職人さんによればグリーン、ロブに並ぶかそれ以上のクォリティなのになぜか長年一段下に見られることが多く（オーナーのエンツォ氏はそのことでいつも怒っていましたが・・・(笑)） そのためプライスもおとなしめに設定されることが多くその意味では非常にお買い得なファクトリーとして靴に詳しい人には知られたファクトリーです。 世界トップクラスの品質を誇る工房であることは間違いなく、本当に正しく評価されるべきブランドだと思います。 個人的に旧BONORAと併せて非常に推している工房です。 本作はトランクショーでオーダーされたものでコンテンポラリーなテイストにアレンジされています。 羽根のデザインはそのままにベルトを細目にしたり、取付位置を上方に移動させるなど現代的なテイストを加えています。 本当に素晴らしい作りでため息が出てきそうな仕上がりです。もっと評価されて良いとつくづく感じます・・・ 特に注目したいボナフェの底付けは9分仕立てと言われるもので、最後の工程(=一分)である出し縫いのみ機械で行う製法です。 つまりほぼ“ア・マーノ”(手)によって作られています。それによって、天然素材である革の状態を見極め、微妙な調整を加えつつ作れるという利点があります。 英国式よりも返りが良い構造なのでマッケイに近い感じで楽～に着用いただけるかと存じます 大変コストと手間のかかるつくりで、最高といわれたレジェンドファクトリー：BONORAが無くなってしまって久しい今、現在14～15万円くらいで最高レベルの靴といえばこのボナフェしかありません 【素材】 カーフ 【カラー】 ブラック 【サイズ】 表記： 43 【実寸】 ソール最大長：31.0　最大幅：10.8　＊㎝ 【コンディション 】　USED品　　　 　 【参考価格】　現行モデルで15万円程度 【付属品】無し　写真のシューツリーは付属しません